バックパッカーはベトナムに陸路で行くって話
※これは2019年7月2日時点での情報です!
こんにちは。
今回はバックパッカーでは王道の香港〜中国〜ベトナム、陸路での移動と国境越えのお話です。
旅の情報収集に役立ててもらえれば幸いです。
僕自身も旅の前は、いろんな人にいきなり質問メッセージ送ったりして経験談をたくさん得ていました。
今度は僕が「旅に出たい!」って人の背中をしてあげたいと思って、このブログは書いてます。
旅に関する質問等はこちらからお気軽に。
今回の記事の内容は、こんな感じ。
王道とはいえ日本では絶対に経験できない、ちょっと変わったことをやってみたかった。
陸路なら安いでしょっていう考えから計画したくせに、調べていくと正直そんなに安くない。
けどやってみたかった、せっかくのバックパッカー旅だから。
ワクワク1泊2日の陸路移動です。
国境越えのための事前準備
①新幹線とバスのチケットを予約
僕らのコースでは中国に入ったら新幹線を利用し、ベトナムとの国境を越えるのには長距離バスを利用しました。
予約には【BAOLAU】を利用しました。
こちらの記事に【BAOLAU】の予約方法まとめてあります。
僕がそうだったんですが…英語に自信のない方!Google翻訳アプリ、もしくは百度翻訳で表示される文章を翻訳しながら丁寧に予約すれば大丈夫でした。
②各公共交通機関の使い方を確認
利用する交通機関についても、しっかり情報収集しておきます。
いろんなとこで絶対慌てちゃうので…
【香港地下鉄】
【深セン地下鉄】
【中国新幹線】
③Grabを使えるようにしておく
これ、ベトナムに到着した後最も重要なことです。
ぼったくり被害に遭わないためにもそうだし、何よりかなり安く移動手段を確保できます。
1日目『香港〜中国・南寧市』
①香港地下鉄で【Lo Wu駅】へ
まずはとにかく、香港から地下鉄に乗りましょう。
地下鉄【Lo Wu(羅湖)駅】で降ります。この駅は香港側国境の駅です。
ここまでの乗り換えに関しては、皆さん出発駅が違うでしょうからGoogleMAPで検索するのが1番です。
ちなみにLoWu駅は水色ラインの最終駅です。
降車後は【深圳】の案内表示を頼りに歩くとイミグレに到着します。
ここで注意したいのは『両替』と『オクトパスカードの返金』を忘れずに行う事。
オクトパスカード の返金は、LoWu駅で終わらせておきましょう。
両替はイミグレに向かう途中でできます。香港ドルを人民元にしときましょう。
イミグレ後はATMがほんとにないので、もし現金を得るなら必ずこのタイミングで!
②中国へ入国後【深セン北駅】へ
香港から中国の出入国はあっさり終わるはずです。
中国側国境の駅はLuohu駅です。
③次は新幹線で【南寧東駅】へ
ちなみに新幹線のことは『高鉄』と言うようです。
深セン北駅に着いたら、用意しておいた新幹線チケットの予約控えを持って、『Tiket』窓口に持って行き、チケットを受け取ります。
駅構内に入る際はチケットとパスポートが必要です。提示して中に入ります。
中央に案内表示があります。チケットの番号と照らし合わせて確認しておきます。
時間になったらホームへの入場が可能になるので、それまで駅内、もしくは周辺で待機です。
駅内のお店は現金は使えません!出来ればApple Payを準備しておきましょう。クレカは使える店とそうでない店があります。
注) 南寧の1泊2000円以下は避けよう
新幹線を降りたら、ここまでで半日は使っているはずです。
なので一泊することにしました。
実は、僕らはこの宿泊により、出発して2カ国目で旅の洗礼を受けます。
今だから言えます。先に言います。
宿選びは同時に
『清潔を金で買う』という事です。
文化や価値観の違いもあると思いますが、日本の『清潔』というものは、外に出てしまえば高級品なのだと身をもって感じた瞬間でした。
ちなみに南寧市には2000円以下の宿がたくさんあります。500円とかいう宿も!
平均的には…3〜4000円ってとこでしょうか。
(翌朝の写真ですが…)僕らが泊まったのは、大きなマンションの中にある、一泊一室1800円のゲストハウスの個室。
部屋の印象でいうと
ゴキブリの巣だったということだけお伝えしておきましょう。
部屋自体は広くて小綺麗なんですけど…
15分で6匹ほど潰して、それでもまだまだ出てくる大きいのや小さいゴキブリ。
壁には生まれたてみたいな小さーいのが、無数によちよちしている
そんな部屋で、電気を消して寝る勇気が無かったので、全力で明るくして、強い気持ちを持って寝ました。
寝れました笑
名指しは…あんまりしてて良い気しないので、マンション自体の写真は載せないでおきます。
お世話になったし。オーナーさんはとても良い人。
2日目『南寧市〜ベトナム・ハノイ』
①【Langdong駅】から長距離バスに乗る
南寧市にも地下鉄があります。
使い方は深センと一緒ですから、非常に簡単かと思います。
【Langdong駅】には大きなバスターミナルがあります。
【埌東バス停】というバスターミナルです。
どちらかの名前で調べてもらって、地下鉄で向かえば大丈夫かと思います。
バスターミナルに着いたらインフォメーションカウンターがあるので、そこで予約したチケットの控えを見せて「このバスはどこ?」と必死に伝えましょう。するとチケットを発光してくれます。
バスの場所もちゃんと教えてくれます。
自力で探すのはかなり難しいです。
ちなみに中国語で
『汽車=車』
『火車=電車』です。
『站』は拠点とか駅とかそういう意味になるので、上の写真は『バスターミナル』となります。
②国境超えてハノイに到着!Grabで宿へ。
バスに乗る前に「ここに行くバス?」的な事をチケットを見せて要確認してから乗車します。車内は結構快適です。意外と広いし。
乗るとサービスの軽食と水がもらえます。
安心してください。美味しくいただくことができましたから。
道中はこんな感じの風景です。
しばらくするとイミグレに到着しました。
中国側のイミグレで「中国語話せる?」なんて聞かれて…当然話せないわけで。
15分くらい別レーンで待機させられたのち、別室送りになることなく通過しました。
たぶん…初めての陸路国境越えで、オドオドし過ぎてたんだと思います笑
ベトナム側のイミグレはすんなり通過し、とりあえずベトナムに入国しました!
ここからはバスを乗り換えるようで待機します。ここで待っているのはみんなベトナムの人でした。
途中、食事休憩とトイレ休憩を挟みながらバスはハノイに向かいます。休憩中は『両替屋』や『SIMカード売り』がやってきます。
この人たち相手の買い物は、コスパが良いお買い物ではありませんので、ハノイ着いてからそういうのやっても十分間に合うと思います。
ちなみに食事休憩の店内にはメニューがありませんでした。
親切な男の子が「フォーを食べよう!」って僕たちの分まで頼んでくれました…優しい。
2杯で370円…安い。そして美味い。
そして、ハノイに到着。
ボーッとしてるとボッタクリタクシーが声をかけてくるので、さっさとGrabで宿に向かいましょう。